SUPER SOCOの特徴とは?
EVに代表されるように、モビリティの分野では環境問題に配慮した電動化が急ピッチで進んでいます。
バイク市場も例外ではなく、電動バイクが注目を集めており、海外メーカーが注目の新モデルを投入する機会も増えています。
この状況を「EV戦争」と呼ぶ声もあるほどです。
SUPER SOCOは、まさにそんなバイク市場にも電動化の時代が到来したことを告げるモデルと言えるでしょう。
このSUPER SOCOとはブランドの名称で、オーストラリアに本社を置くVmoto社によって立ち上げられました。
ですから、SUPER SOCOのブランド名で複数のモデルが展開されていることになります。
このブランドのモデルの特徴としてまず言えるのが、非常に洗練されたデザインであること、そしてバイクの初心者でも扱いやすいことです。
そのため、はじめての電動バイクとしてだけでなく、はじめてのバイクとしても適したバイクとも言えます。
軽快な足回りを備えていながらもライディンくポジションは快適、ミニバイクのような軽さで運転できる一方でミニバイクのような運転している時の窮屈感はない、まさに初心者にとって理想的なつくりとなっているのです。
もともとVmoto社は本国オーストラリアでは古い歴史を持つスクーターメーカーであり、現在ではEVスクーターの開発で世界的に高い評価を得ています。
SUPER SOCOはそんなVmoto社の技術とノウハウを投入しつつ、現代のニーズに応えるデザイン・仕様を取り入れた仕様になっていると言えるでしょう。
なお、2019年にはドゥカティ社とコラボレーションした「SUPER SOCO CUX SPECIAL EDITION DUCATI」も発売されており、話題性も十分です。
モデルごとにデザインの路線が異なっているのも魅力で、例えば街乗りにピッタリな洗練されたデザインを持った「CUX(シーユーエックス)」、これとは正反対にツーリングにも適した野性的なデザインの「TC(ティーシー)」などが代表格として挙げられます。
SUPER SOCOの仕様
先述した洗練されたデザインが魅力の「CUX」では、最高速が時速65km、ヤマハのE-VINOと比較して3倍のバッテリー容量を備えているなど、長時間の運転に適した内容になっています。
また海外メーカーらしく、パワフルな加速力も大きな特徴です。
ネイキッドタイプの「TC MAX」では最高時速95kmの性能を備えたスピード感に対して、AT限定免許でも乗れる気軽さを備えた点が仕様面の大きなセールスポイントとなっています。
このようにエコで気軽に乗ることかできる一方で、バイク好きにも満足できるパワフルな走行感・スピード感を備えているのがSUPER SOCOです。
今後日本でも人気が高まっていくことが予想されており、注目のブランドと言えそうです。